帰化要件-成人年齢は国によって異なります

【能力要件】 

 帰化要件の一つに、「18歳以上で本国法によって行為能力を有すること」というものがあります。能力要件と言われています。日本では、2022年4月1日改正民法施行により、18歳をもって成年となりましたが、国によって成人年齢が違うため、このような規定となっています。

 参考までに成人年齢が18歳ではない国の一例を挙げてみます。

国名成人年齢
米国2州が19歳、1州が21歳
アルゼンチン21歳
インドネシア21歳
エジプト21歳
カナダ4州が19歳
クウェート21歳
ケニア21歳
シンガポール21歳
タイ20歳
大韓民国20歳
ネパール16歳

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