認知症カフェ交流会に参加してまいりました!

12月18日、地元自治体の認知症カフェ交流会に参加して参りました。最近、認知症キャラバン・メイトとして活動を始めましたが、そこで「認知症カフェ」というものを聞いて気になっていました。私の住んでいる市には、39カ所の認知症カフェが開設されていますが、交流会では3つのカフェが日頃の活動内容や工夫している点、課題等について発表し、発表の都度、質疑応答及びグループ討議が行われました。
40名を超える方が参加し、活発な議論が交わされ、とても勉強になりました。
《認知症カフェとは》
認知症カフェとは、認知症の方やそのご家族、地域の方、専門家などが気軽に集まって交流できる場所です。カフェという名前の通り、お茶を飲みながらゆったりと過ごしたり、情報交換をしたり、相談をしたりすることができます。
今回の交流会に参加して、私の住んでいる市では、以下のような状況であることが分かりました。
(運営主体)
地域包括支援センターと認知症キャラバン・メイト、認知症サポーターなどのボランティア
(開催場所)
公民館、地域包括支援センター、地域の集会所、集合住宅の集会室、介護サービス施設、喫茶店など
(頻度・時間)
月1回程度・90分程度(カフェによる)
(内容)
・ミニ研修、セミナー、相談、歌、ゲーム、雑談など様々
(費用)
無料~数百円(カフェによる)
(参加者の顔ぶれ)
・認知症の方やそのご家族(配偶者が多い)
・一人暮らしの高齢者
・リタイアして、今後の人生を見つめ直したい方
・人や社会との繋がりを求めている方
・介護施設の方
・地域包括支援センターの方(社会福祉士、看護師、保健師などの専門家が多い)
・社会福祉協議会の方
など
《認知症カフェに参加してみては》
認知症に限らず、高齢により様々な悩みを抱え、相談先も分からず孤独に陥ってい方やそのご家族が地域には大勢いらっしゃいます。交通手段の問題もあるとは思いますが、気軽に出かけて雑談をするだけでも悩み解決のヒントやきっかけになるのではと感じました。 最寄りの認知症カフェは、地域包括支援センターに聞けば分かりますので、ふらっと足を運んでみてはいかがでしょうか。